今月のテーマ :大豆について
新しい学年も1ヶ月以上が過ぎ、学校生活も落ち着いてきたのではないでしょうか。気温は上がったり下がったりですが、確実に季節は夏へと進んでいるようです。節電のニュースを毎日、聞かされて、夏を迎えるのが恐ろしい気分になりますが、知恵を働かして、今から暑さ対策をコツコツと・・・・と考えてはいるのですが。皆さんはどのように対策されますか。
さて、今月は大豆がテーマです。大豆は私たち日本人
の食生活に欠かせないものです。前回は色々な大豆や豆を標本にしてみました。
今日は代表的な大豆の加工食品「豆腐」を作ります。
うまく作れるでしょうか。
実験教室の思わぬ効用 5月も中旬を過ぎ、木々の緑も日々、濃くなっていくように思われます。いろいろな植物の生命活動が盛んな季節です。太陽の恵みを受けて、植物はどんどん成長していきます。草花や野菜、果物だけでなく、雑草も気が付くと、びっくりするほど成長しています。そして、日頃はあまり見かけない、蝶や蜂,虻類も飛んでいます。 みんな、今の季節を待っていたように、一斉に活動です さて、人間の世界は、とりわけ大人の世界は・・・・日本では、特に関西では今年の夏はどうなるのでしょうか。停電は困るなと思いますが、だからと言って、なしくずしのように、原発再稼働というのも納得のいかない話のような気もして、すっきり解決とはいきそうにありません。そんな中で、消費税アップの論議も盛んになり、様相は庭の雑草のようで、肝心な問題が見えなくなっているよう感じてしまいます。諸外国の様子もヨーロッパの経済不安は先が見えず、日本の経済に及ぼす影響も小さくありません。 不確実なことばかり、見たり聞いたりしていると、不安ばかりが大きくなり、精神的にも不安定な状況に陥ります。大人の現実を見せることも、場合によっては必要なことかもしれませんが、子どもたちに大事なことは確実なことの体験です。とりわけ科学の真理は不変です。変わらない自然の営みや科学の真理を知ることは、変わらないものがあることの安心を生みます。実験教室での体験は子どもたちにとっては新しいものですが、教える側(みまもる大人)にとっても、追体験によって、変わらないものが存在することの安心感が得られます。 今日も子どもたちと「豆腐作り」をして、豆乳がにがりで固まるという現象を確認して、ほっとしているところです。(ちなみに、これは真理を見るという大袈裟なものではなく、プログラムがうまくいったという安心感?かもしれませんが・・・・・) |
来月(6月)のプログラムについて
テーマは「化学反応を知る」です。私たちの日頃、どのような化学反応を利用して生活しているのでしょうか。調べてみます。