塩について

実験―1

 カップAとカップBにはそれぞれ5グラムの粉が入っています。

 砂糖と塩です。

 味をみないで、見分ける方法は?

 

 使えるのはスポイトと水です。

 

実験―2

コップABにはそれぞれ透明の液体が入っています。

水と飽和食塩水です。

味をみないで、見分ける方法は?

(方法はいくつかあります)

 

実験―3(海水から塩をとりだしてみよう)

①きれいな海水を約2リットル、大きいなべにいれて、強火で約400ミリリットルになるまで、煮詰めます。

②小さいなべに移して、約200ミリリッットルになるまで、かきまぜながら、煮詰めます。この段階で出てくる結晶は塩化ナトリウムではありません。 100119 026.jpg③②を一度、コーヒーフィルターでこします。

④中火でさらにシャーベット状になるまで、煮詰めます。

⑤コーヒーフィルターでろかして、塩をとりだします。

 

index_img.jpg 

海水は96.6%が水で、残り3.4%が塩分です。

 

実験―4(化学的に塩をつくる)

食塩の化学名は「塩化ナトリウム(NaCl)」といいます。

塩酸(HCl)と水酸化ナトリウム(NaOH)の中和反応でつくることができます。

リトマス試験紙の色の変化を確認

 薄めた塩酸        

     赤色→(      )   青色→(       )

 薄めた水酸化ナトリウム

     赤色→(      )   青色→(       )

 

  ビーカに薄めた塩酸(0.6パーセント)を5ミリリットルいれます。

  ①に薄めた水酸化ナトリウム溶液(0.8パーセント)を5ミリリットルいれます。

  よく混ぜて、リトマス試験紙で色の変化を確認します。

 

 

   どちらのリトマス試験紙も色が変わらなくなるまで、薄めた塩酸または水酸化ナトリウム液を少しずつ加えて、よく混ぜて、リトマス試験紙の色の変化を確認します。

   どちらのリトマス試験紙も色が変わらなくなれば、中和なので、蒸発皿にいれて、ホットプレートで加熱する。

  何が残るだろうか。

 

 

珍しい塩も観察しました。

   岩塩                   藻塩(もしお)   100119 008.jpg

100119 007.jpg 

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