食品保存を考える

実習―1じゃがいもの水分量を知ろう(ポテトチップスをつくろう)

  ポテトチップスメーカーの重さをはかる。 

             

②皮をむいたジャガイモを薄切りにして、ポテチップスメーカーにたてる。

③ジャガイモをたてたポテチップスメーカーの重さをはかる。

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④ キッチンペーパーを敷いて、電子レンジに入れ、8分から10分加熱する。

この間に下の実験をする。

⑤電子レンジから出して、少し冷ましてから、重さをはかる。

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電子レンジでの加熱によって水分は(     )グラム少なくなった。

 

 

実験(砂糖や塩は食品中の自由水をどれくらい外に出すか)

実習―1で使った残りのジャガイモを細く切る。

  2個のプラスチックカップに細く切ったジャガイモを20グラムずつ入れる。

  1つのカップには砂糖4グラム、もう1つには塩4グラムを入れ、それぞれよく混ぜる。

  10分以上、置いておく。

 

観察した後、それぞれペーパータオルの上にとりだし、水分を十分にとった後、重さをはかる。

砂糖を入れたもの             →(      )グラムの水を外に出した

塩を入れたもの              →(      )グラムの水を外に出した

実習―2乾燥した食品を使って(桜餅をつくろう)

材料

 道明寺粉       80グラム

 砂糖          10グラム

 熱湯          140ミリリットル

 

 こしあん        160グラム(20グラムずつ、8個に丸めておく)

 塩漬けの桜の葉     8枚(塩抜きをして、水気をふいておく)

 ①ボールの重さをはかる           (重さ①)

 ②ボールに道明寺粉を入れ、色づけした熱湯を注ぎ、ざっとまぜてから、ラップをして、10分間吸水させる。

 ③  電子レンジ(500ワット)で2分加熱し、そのまま15分おく。その後

  重さをはかる           (重さ③)

  

 

④ ③を8つにわけ、手にシロップをつけて、こしあんをのせて、丸め、桜の葉でつつむ。

 

道明寺粉80グラムは水を何グラム吸水したでしょうか。

 

重さ③(       )-重さ①(         )-砂糖10グラム=

実習―3リンゴジャムを作って、瓶詰めにする

 食品保存のポイント  

      砂糖をたくさん使う

      瓶詰めにした後、脱気をする

 脱気とは:空気を追い出すこと

材料

  リンゴ (皮をむき、芯をとって薄切りにする。重さをはかる)

  砂糖(リンゴの半分の量を準備する)

  レモン果汁(半個から1個分)

  水(50~100ミリリットル、なくてもよい)

作り方

①薄切りにしたリンゴにレモン果汁と水をいれて、加熱する。

②沸騰して、リンゴが柔らかくなってきたら、砂糖をいれる。

③焦げ付かないように、注意して、中火~弱火で30分くらい加熱する。

今回の実習はココから

④ジャムが熱いうちに、ヤケドに気をつけながら、ビンに入れる。フタはきつく閉めずに、軽くまわして、のせておく。

⑤蒸し器に入れて、20分間加熱する(脱気といいます)

 このときにジャムを入れない空のビンをいれておく。

 

⑥ヤケドに注意しながら、熱いうちにフタをしっかりとしめる。

 逆さにして、さめるまでおく。

  

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さめたら、空のビンを開けてみよう。(音に注意)

  

以下 略

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