サイエンス・イデアだより №32(2009年4月)

今月のテーマ : 台所でサイエンス

桜が満開になると突然、夏のような暑さの日があったりして、今年のお花見は日焼け対策をしながらになりました。開花宣言のあと、少し気温の低い日が続き、急に気温が上昇したので、今年の桜は一気に満開になった木が多かったように思います。その桜も中旬の雨で散ってしまい、葉桜になってしまいました。季節は確実に夏へとすすんでいるようです。

今月は「台所でサイエンス」がテーマです。台所にある調味料で古い十円玉がピカピカに、身近なもので観察できる化学反応です。十円玉以外の硬貨ではどうなるのかも、試してみました。変化がはっきりしたのは五円玉だけ、五百円玉が少しだけ、他の硬貨は変化がわかりませんでした。やはり、この実験には十円玉がぴったりでした。

今日は塩を科学します。日頃、台所で意識することもなく塩を使っていますが、調べてみると塩には色々な働きがあります。今日はそのいくつかを確認してみたいと思います。

新生活(?)

新しい学年が始まりました。何か新しいことが始まりましたか。

4月は新しいことがいっぱい、前をむいて「頑張ろう」と言える時かもしれません。暦の始まりは1月であるのに、なぜか4月からを新年度として扱う日本の制度(?)、習慣が4月をスタートの月と捉えさせているのかもしれません。

さて、わが家はと言いますと、何度もこのおたよりに書かせていただいたように、次女が就職して、親元から離れた地で新生活のスタートを切りました。わが家は夫と2人の新生活(?)になりました。家族が減ったと実感するのは、まず食事作り、2人分の準備にまだ慣れていません。買いものに行くと、買いすぎる、夕食を作ると作りすぎるなど、長年の習慣からの脱却は意外とむずかしいものだなと感じています。

動物にとって環境が変化することは大きなストレスであり、極端な変化は死につながることさえあります。けれども、少々の変化は良い刺激になり、生活のマンネリ化を防ぐ良薬なのですが・・・・・・・。やっぱり、変化は少ない方が暮らしやすいのも又、事実です。                 

子供たちは新しい環境になれてきたでしょうか。新しい担任の先生、授業内容、小学生の4月は少し、お疲れかも?

もうすぐ、ゴールデンウィークです。

親子共々、少し、息抜きをして、その後の1年間をがんばってください。応援しています。

 

来月(5月)のプログラムについて

テーマは「植物を知る」です。多くの植物はどのようにして生まれ、成長していくのでしょうか。少し変わった増え方をする植物も調べます。

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