サイエンス・イデア便り №114(2016年2月)

今月のテーマ:微生物とは

今日は暖かいのか寒いのか、朝、目覚めると考えてしまいます。天気予報を見聞きする時もしっかり集中しないと、最高気温と最低気温を聞き違えたりしてしまいます。立春もすぎ、春はそこまできているのでしょうが、まだ、コートは手放せないでしょうね。

そんな今月のテーマは微生物です。目に見えない、小さな小さな生き物です。

特に、私たちの役に立っている微生物のひとつ、麹菌を扱ってみました。

前回の甘酒のお味はいかがでしたか。自分で作ってみると、麹菌の

作り出す甘さに少しびっくりしてしまいます。

今週は味噌作りです。持ち帰って頂いたお味噌は麹菌にゆっくりと働いてもらって、夏にはおいしいお味噌が食べられるように、お世話の程、よろしくお願いします。

                                           

春を探して

立春をすぎて、寒さの中にも春を感じることもあります。先日、和歌山県の南部梅林に行ってきました。とても暖かい日で、コートなしで散策することができました。

花はまだ、三分から五分咲きでしたが、ミツバチもいて、春が近いんだなと感じることができました。

四季の中で、冬や夏はレジャーを除けば、あまりその季節を待ち望むという気分にはなりませんよね。逆に、今の季節、春を待つという気持ちの方も多いのではないでしょうか。童謡にもあるように「春よ来い、早く来い」というところでしょうか。また、この季節は受験の季節でもあり、受験生やご家族にとっては結果の出るまで冬の真っただ中という気分でしょう。

冬を色に例えると、雪の白とか、緑の少ないグレー系のイメージですが、春は桜をはじめとする様々な花々が咲いている華やかな色調を思い浮かべます。まだ、華やかな花々をみることはできませんが、今の季節にも春を予感させることもありますよ。外に出て、木々や草を見てみませんか。桜の木にはすでに小さな蕾を見つけることができます。地面の草も枯草の中に新芽が・・・・

私たちは精神的にも肉体的にもつらい思いをすると、内にこもりがちになります。防衛本能としてはごく当たり前のことですが、ずっとこもっていては前には進めません。少しでも外の世界、特に自然の営みに目を向けてみてください。

自然は着実に季節を進めようとしています。私たち人間もこの自然の構成員のひとつです。春はだれにでも平等にやってくるのです。このことを覚えておきたいと思った2月でした。          

来月のプログラムについて

3月のテーマは「タンパク質の科学」です。私たちの体を構成するのに欠くことのできないタンパク質とはどういうものなのかを調べてみます。

 

 

春休み体験会のお知らせ

 

下記の日程で実施いたします。各回定員は4名です。(1,2名の増員は可)

325日(金) 14:00~15:00

325日(金) 15:30~16:30

328日(月) 10:30~11:30

328日(月) 13:30~14:30

328日(月) 15:00~16:00

330日(水) 10:30~11:30

330日(水) 13:30~14:30

330日(水) 15:00~16:00

 

テーマ

光について(光は何色でしょうか。簡単な工作と実験をします)

 

上記日程の他に、ご希望の日時がありましたら、お伝えください。可能な限り、対応させていただきます。

 

料金

1回一人1000円です。(親子参加可。この場合、実験はお子様のみです)

お申し込みはこのホームページのお問い合わせよりメールをいただくか、

下記番号にお電話ください。

TEL.072-693-5543

お申し込みをお待ちしています。

 

バックナンバー