サイエンス・イデア便り(№102)2015年2月

今月のテーマ:音について

暖冬に期待していましたが、寒い日が多かった今冬ですが、立春もすぎ、少し春の気配が感じられる日もあるようになりました。天気予報は有り難くない花粉情報を伝えています。皆さんはいかがですか。

2月のテーマは音です。音は基本的に聞くものですが、この音を視覚的にとらえたり、あるいは光の情報を音に変えたりということに今月は挑戦してみました。このことを私たちはほぼ毎日利用しているのですが、さて、実験で行ったことを身近なものに置き換えて考えることはできたでしょうか。  

                                                                                               

2月を考える

気がつけば、2月も下旬になってしましました。小学生の頃に先生から「1月は行く、2月は逃げる、3月は去るというように、3学期はすぐに終わります。気を抜かないように」と言われたことを今さらながらに感じています。年齢を重ねると時間の経つのが早く(科学的な表現ではなく、申し訳ありません)、逃げていく2月を実感しています。

そんな2月をうらめしく思う(?)のは、どうして2月だけ28日しかないのということです。5年前のこのおたよりにも書いたのですが、ローマの暦を採用したためのようです。現在の暦はグレゴリオ暦と呼ばれる太陽暦で、日本では1873年(明治6年)1月1日から採用されています。余談ですが、このグレゴリオ暦は4年に1度の閏年(366日)をさだめているのですが、100年に一度の世紀末の年ですが、ここには「100で割り切れるが400で割り切れない年は平年とする」とあります。ですから、2000年は閏年でしたが、2100年も2200年も2300年も4で割れますが、400では割り切れないので閏年にはならないそうです。(残念ながら体験はできませんが)閏年は原則4年に1回ですが、400年で97回にするということがグレゴリオ暦で決められているとか、こうして、天体の動きと暦が一致するのですね。

さて、今年の2月のカレンダー、日曜始まりのものは左上の日曜から始まり、右下の土曜できっちり終わっています。ツイッターなどで823年ぶりなどというデマが流れたそうですが、べつに珍しくはありません。でも見ていると、確かにすっきりした感じはありますね。12ヵ月が一枚のものでみると、2月だけが小さく見えてしまいます。やっぱり2月は逃げていくのでしょうか。でも、もう3月、春です。この学年もあと1ヶ月です。子供たちがこの学年で達成しようとしたことの仕上げの時です。

応援してあげてくださいね。

来月のプログラムについて

3月のテーマは「磁力について」です。磁力の本質とその利用について実験します。

 

 

 

 

 

春休み体験会のお知らせ

 

下記の日程で実施いたします。各回定員は4名です。(1,2名の増員は可)

327日(金) 10:30~11:30

327日(金) 13:30~14:30

327日(金) 15:00~16:00

4月 1日(水) 10:30~11:30

4月 1日(水) 13:30~14:30

4月 1日(水) 15:00~16:00

 

テーマ

台所でサイエンス(古い10円玉を身近なものでピカピカにします)

参加される方は10円玉10枚ご持参ください。

 

上記日程の他に、ご希望の日時がありましたら、お伝えください。可能な限り、対応させていただきます。

 

料金

1回一人1000円です。(親子参加可。この場合、実験はお子様

のみです)

お申し込みはこのホームページのお問い合わせよりメールをいただくか、

下記番号にお電話ください。

TEL.072-693-5543

お申し込みをお待ちしています。

 

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