今月のテーマ :せんたくの科学
今年は梅雨入り宣言が早く、しかも梅雨あけは遅くなるかもしれないと聞くと、うんざりしますね。しかも、6月前半の雨は梅雨前線によるものではなかったので、6月後半以降に梅雨前線が日本列島にかかり、本格的な雨になると思うと・・・・雨は恵みであり、農作物には欠くことができないのですが、どうか適量にと願うところです。そんな6月ですが、今月のテーマは「せんたく」です。
前回は合成洗剤の主成分:界面活性剤について実験してみました。今日は昔の人が洗剤のかわりにつかったものを調べてみました。今は安価で使いやすい洗剤があることをありがたく思える実験でした。
南米は遠い?近い? 今年は冷夏になるかも?と5月ごろに聞きました。その理由は南米沖(正しくはペルー沖)で発生するエルニーニョだとか。私たちは天気予報を見聞きする時、まずは自分の住んでいる地域、あるいは出かける予定のある地域や肉親や知人の住んでいる地域の天気や気候を気にします。地球の裏側の南米付近の天気は気に留めません。(ただし、今年の6月は例外ですが、ワールドカップの影響で毎日、ブラジルの天気をテレビが教えてくれますが) 南米付近で起こる気象現象が日本の夏に影響を及ぼす、この事実は地球という惑星で暮らす私たちにいろいろなことを教えてくれています。先程の天気予報ではないですが、私たちはついつい日常に追われ、自分の身の周りのことだけに目を奪われがちです。とりあえず、晴れていたら、今日はOKと思ってしまいます。でも気象現象は日本付近の現象だけで決まるわけではないのです。エルニーニョが発生すれば、日本の夏に大きな影響が・・・・ さて、遠く離れた国々で起きることは私たちの生活に影響はないのでしょうか。遠くの国で起こる紛争は他人事のように思ってしまいますが、それで良いのでしょうか。日本は食糧を始め、多くのものを諸外国からの輸入に頼っています。日本にいる私たちは平和で安全にそれらの物の恩恵にあずかっているのです。気象現象だけでなく、諸外国で起きる多くの事柄に無関係ではおれなくなっているのです。 生産拠点を海外移転したり、部品調達を海外から行うことは珍しくありません。物流の発展がそのことを支え、日本の産業を私たちの生活を豊かなものにしてくれました。 私たちだけでなく、日本という国だけでなく、地球という規模で私たちは常に考えていかなければなりません。諸外国で起きることの痛みを理解することから、私たちは努力しなければ、日本の未来は危ういのかもしれませんね。 |
来月のプログラムについて
テーマは「夏休み自由研究準備」です。
夏休み体験会のお知らせ
下記の日程で実施いたします。各回定員は4名です。(1,2名の増員は可)
7月29日(火) 10:30~11:30
7月29日(火) 13:30~14:30
7月29日(火) 15:30~16:30
7月30日(水) 10:30~11:30
7月30日(水) 13:30~14:30
7月30日(水) 15:30~16:30
7月31日(木) 10:30~11:30
7月31日(木) 13:30~14:30
7月31日(木) 15:30~16:30
テーマ
浮沈子をつくろう
(ペットボトルの中を上下する浮沈子、少し変わった動きをするものも作ります。)
上記日程の他に、ご希望の日時がありましたら、お伝えください。可能な限り、対応させていただきます。
料金
1回一人1000円です。(親子参加可、この場合は実験はお子様
のみです)
お申し込みはこのホームページの「お問い合わせ」より
メールをいただくか、下記番号にお電話ください。
TEL.072-693-5543
(月~金の10:00~16:00でお願いします)
お申し込みをお待ちしています。