音の正体
実験―１：音の正体は何でしょうか。
音叉をたたいてみましょう。音がするとき、音叉はどうなっていますか。
実験―２：音を目でみる
① 黒いポリ袋を切り開いて、シート状にしておく。
② 調理用のボールにこのシートをかぶせ、輪ゴムでとめて、ピンと張った膜にする。
③ この上に調理用の塩を振りかけるようにしておく
④ このシートにむかって大きな声を出すか、音量を上げたラジオのスピーカーを近づける。
Ａ．塩の動きを観察してみましょう。
Ｂ．音の伝わり方を考えてみましょう。
実験―３（音がよく伝わるためには：オルゴールの実験）
① オルゴールのゼンマイをまく（時計と逆まわりに約5回）
② 次の順に置いて、音の大きさを確かめる。
・手のひら ・ねんどの上
・テーブルの上 ・ふせた紙コップの上
音はどのように変化しましたか。 また、音がよく伝わるために必要なことは何でしょうか。
実験―４：音が伝わると何がおこるか
ダンシングスネーク（おどるヘビ）をつくる
①モールをまいて、ヘビに似た形をつくる。
②紙コップの側面に１ヶ所、×印に切り込みをいれる。
③紙コップの切り込みを内側に少し曲げます。
⑤ Ｂ６の紙を紙コップの切り目に入るぐらいの太さに巻き、紙コップに
さしこみます。
⑥ 紙コップの底が上になるようにテーブルの上に置き、底の部分に
モールで作ったヘビを置きます。
⑦ テーブルに置いたままで、紙の筒に向かって声をだす。
ヘビはどうなるだろうか。声の高さを変えてみよう。
実験―５：音の伝わり方を再確認（ゴム風船電話を作る）
① 細長いゴム風船をふくらませます。
② 紙コップ２コの底を切り取り、①の風船を入れる。
このゴム風船電話で音が伝わる順序を説明してください。
実験―６：耳を経由しない音を聞く
① 1.5Ｖの工作用モーターを準備します。（来月の電気の実験にも使用しますので、袋にマジックで名前を書いてください）
② モーターのリード線の先の皮膜をはずします。
③ 接続ケーブルの一方のプラグにモーターのリード線を巻きつけ、セロテープでしっかり 固定します。
④ ラジオの電源を入れ、放送を受信します。
⑤ 耳せんの容器に名前を書きます。耳せんをします。
⑥ ③で準備した接続ケーブルのもう一方のプラグをラジオなどのイヤホンジャックにさしこみます。ボリュームをあげます。
⑦ モーターをほお骨に押し当ててみましょう。おでこやこめかみにもあててみましょう。どうなりましたか。
⑧ わりばしにキリで穴をあけ、モーターの軸をさしこみます。
⑨わりばしを歯でかんでみましょう。どうなりましたか。
